会計事務所は1月31日までに行う作業として、以下のことをやっています。
・法定調書の作成
・償却資産の申告
・給与支払報告書の提出
まず、法定調書ですが、顧問先である会社や事業者がその年の1/1から12/31までに支払った経費の中で、役員報酬、給料、退職金、報酬、家賃、土地建物の売買などなど誰にいくら払ってますよ〜って報告する事になっています。
これ、全員分てわけではなくて、一定額以上の人については報告してってものです。
例えば、家賃を誰にいくら払ってます。と報告したのに、貰った人が確定申告していなかったら….
あれ?ですよね。
申告はちゃんとしないとバレちゃいます。
次は償却資産の申告です。
事業に使われている資産について、10万円以上のものを申告します。
いつ、いくらで購入して、いつから事業用に使用しているのかを申告します。
土地、建物、車両は除外されます。
この申告により、償却資産税(固定資産税)が課税されます。
土地、建物は登記が必要なので、誰の持ち物か申告しなくてもわかります。
基本的に持主が固定資産税を負担します。
車両は毎年5月に自動車税を払ってますよね。
それ以外のものって、誰がどんな資産を事業に使っているかわからないので、申告します。
最後は給与支払報告書の提出です。
これは、給与取得者(サラリーマン)の皆さんがこの一年で給与として会社からもらった金額、扶養者の名前、年齢、その他年末調整の情報を皆さんがお住まいの市区町村に提出します。
それにより、翌年の住民税の額が決まります。
一般的には、毎月給料から天引きされるので、わかりにくいかもしれません。
毎年6月に支払う給与から金額がかわり、翌年5月までの分割払いとなります。
途中入社、退職された方はちょっと違う払い方をする事になります。
やはり、今回もざっくり説明ですが、通常業務と年末調整と上記の業務が重なる1月は会計事務所は激務中の激務です。
なんでこんなに重ねるんだ〜
まぁ、頑張ります。
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